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更新:2007-03-07

手話ロボットが手話で歌を披露 ダンスチャレンジ
ロボカップジュニア2007大阪ノード大会

◆「ロボカップジュニア2007大阪ノード大会」が、3月4日、大阪・日本橋の 大阪市立日本橋小学校で開かれ、参加した全94チームのうち、サッカーチャレ ンジでは14歳以下のプライマリー部門でM&N(奥田尚樹、奥田舞)が第1位に なったほか、19歳以下セカンダリー部門の優秀賞4チームをあわせて計23チー ムが関西ブロック大会への出場を決めました。

 レスキューチャレンジ、ダンスチャレンジは関西ブロックへの選抜はありま せんでしたが、レスキューではRESCUE DREAM(清水春香)、ダンスでは Makin' The History!(香山真有美)が、それぞれ優秀賞に選ばれました。

 また参加全チームが事前に提出したプレゼンシートの内容を審査するベスト プレゼンテーション賞には、プライマリー部門でMakin' The History!、セカ ンダリー部門でサッカーチャレンジで出場したCAME(石田直規、中嶋幸平、播 口幸司、高田好男)が選ばれました。

◆世界大会で優勝経験を持ち、ダンス部門最優秀賞のMakin' The History!の 香山真有美さんは、みんなを励ます自作の歌を手話で歌うアームロボットなど とともに演技を披露し、集まった人たちを驚かせていました。

 アームロボットは手話をしながら踊り、歌にあわせて顔の表情などが変化し たり、髪の毛が動くといった細かい動作を見せていました。
 前日まで39度の発熱があったという風邪にもかかわらず最後まで演技をした 香山さんは、「ロボットの動きが安定するように重心を低くしたり、腕にリス トスイッチを取り付けて床に腕があたるのを避けました」と、苦心談を話して いました。

◆各部門の優秀賞は下記の通りです。
[サッカーチャレンジで・プライマリー部門]
M&N(奥田尚樹、奥田舞)、HAT×TRICK(杉本拓哉、杉本侑弥)、追いかけ隊 (松永拓也、村尾大希)、惇平ファイヤーズ(藤原惇一、藪崎興平)、阪藤隊 (阪本優也、藤井暁雅)、AD(村上大介、新城太郎)、特攻隊(吉田侑史、田 中貴之)、扇町ファイヤーズ(今村大介、桂田裕太)、W・S(和田遼平、澤井 敦志)、レゴレンジャー(大久保京介、三石悠矢)、コラボ(田中駿祐、水上 隼)、Z(中島直哉、井上雄太)、マイペース(渡久山源、谷澤拓也)、Y、 K-3(吉川雄大、葛生圭祐)、アタックファイターズ(金子亮、中野隼輔)、 パワーズ(伊藤龍王、山本佳奈)、スーパーマリオブラザーズ(竹下航平、福 田翼)、ドリームデラックス(大川拓也、石田充朗)、くじら(山下海、平佐 太郎)

[サッカーチャレンジで・セカンダリー部門]
right&darks(中谷光、高田宏貴)、EIR(前土佐諒、山岸優人)、The folded paper crane(土田将司、山川諒介)、旭東ファイターズ(吉永陽、西 田知明)

[レスキューチャレンジ]
RESCUE DREAM(清水春香)

[ダンスチャレンジ]
Makin' The History!(香山真有美)

◆関西ブロック大会は3月18日、大阪市中央区のりそな銀行本店講堂で午前 10時から開催されるほか、全国大会のジャパンオープン2007 OSAKAは、5月3、 4、5の3日間、大阪・南港のインテックス大阪で予定されています。

http://blog.so-net.ne.jp/robomedia2006/2007-03-05

指先大の医療ロボットを開発   立命大、オムロンなど

◆日本経済新聞によると、立命館大学の牧川方昭教授、オムロンなどの研究チ ームが、小さな切り口から挿入するだけで、患部の様子を撮影したり薬を送り 込んだりする指先大の医療ロボットを開発しました。

 開発したのは小型ロボット五種類。長さ2cm、幅1cm。それぞれ照明、カメ ラ、位置センサー、患部を焼き切るマイクロ波照射、薬の運搬など役割を分担 しています。体の外から磁場を発生させ、ロボットを操作して患部まで誘導し ます。

 ロボットはケーブルにつながっていますが、2010年をめどに画像送信などを 無線でできるよう改良し実用化を目指し、いったん体内に挿入すると複数のが んを一つずつ確実に焼き切る自律型ロボットまで発展させる考えです。

http://www.omron.co.jp/index2.html
http://www.ritsumei.ac.jp/se/%7Emakikawa/index.html
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/rs/070125/kiwameru.htm

世界初の「ロボット鳩」を発表   山東科技大

◆人民網日本語版によると、山東科技大学ロボット研究センターが、鳩に人の 話を理解させる「ロボット鳩」の実験に成功したそうです。

 頭にマイクロ電極を装着した鳩が、研究員の出す指令に従って飛び、実験室 を1周した後舞い降りたといいます。

 鳩の脳内に通信コードを埋め込み、数本のマイクロ電極を通じて特定の機能 を持つ神経核に伝達させて、神経核をコントロール下に置きました。

http://blog.so-net.ne.jp/robomedia2006/2007-02-28-2

ロボットマップの第2弾、ロボットの街、でんでんタウンで配布中

◆大阪・日本橋のロボットショップなどを場所がひと目でわかる「ロボットマ ップ」が完成し、ロボットショップや日本橋総合案内所などで配布されていま す。

 発行したのはロボット専門店などで作る「日本橋でんでんタウンロボット連 絡会」。マッピングされているのはロボットショップやロボットメーカー、部 品店、ホビー専門店10社12店舗。

[掲載ロボット店]
 ツクモロボット王国@なんば、ナニワネジ日本橋、ニノミヤ・パーツ ランド、上新電機・キッズランド、三協電子部品、ダイセン電子工業、 ヴォークス、ロボットファクトリー、マルツパーツ館、共立電子工業 (テクノベース、デジット、シリコンハウス/共立エレショップ)。

 また第2弾では、関西生まれのロボットを紹介しているなど、日本橋 を歩く楽しみがまたひとつ増えたようです。

http://blog.so-net.ne.jp/robomedia2006/2007-03-06

最大6色を識別、市販ロボット向け画像処理ボード  イクシスリサーチ

 イクシスリサーチが、市販の2足歩行ロボットの頭部に搭載して目の役割を 果たす画像処理ボードRM-eye」(3万6750円)を開発。3月15日から発売しま す。

 CMOSセンサーを使って最大6色を識別します。画面を9つに分割して色分布 の重心の位置を判断し、重心の場所に応じて、あらかじめ設定した動作をロボ ットに命令できます。

http://www.ixs.co.jp/products/controller/rm-eye-j.html

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